2013年11月30日土曜日

やってきた赤子

子の誕生から4ヶ月、退院して早2ヶ月。
激流に小舟で乗り出したような日々を送っております。
いや、案外平穏なのだけれど、思い返すと、2年くらい経ったんじゃないかって気がしてしまう。
経る時間が濃密。

このもったりした時間が積み重なっていくままに来月を迎えると、子が退院した時のことが、包まれて押しやられて忘れてしまいそう・・・。
12月と言えば年末。毎日が忘年の月だもんで。
記録せねばですな。

私の出産・退院同様、突然決まった子の退院日。
もうすぐだね~、そろそろかもー、なんて看護師さんが予告していてくれたので、準備はOKだったのですが、担当医師との面談で正式に決まったのは2日前でした。

「決まった」というのは語弊がありますな。
「決めた」が正しい。
病院としては、退院できる状態になったらなるべく早く親元へ、という方針ではあるといわれていたけれど、受け入れ態勢を整える意味でも、いつ退院するかはこちらに委ねてくれました。

旦那も両親も、少しでも長く病院にお世話になった方が良いのではないかしらん、なんて言うのですが。
あんたたち、毎日乳搾って氷らせて、暑中・残暑の太陽の下、ギッチギチに保冷剤詰めた重いバッグを抱えて、自転車、電車、バスor徒歩で病院通いしてごらんなさいよっ。
家で赤子の世話するくらいなにさと思えるのよ・・・!

『灼熱の乳レース ~乳が溶けるか私がバテるか☆両方だったら最悪や!~』と名付けて産後1週間から始めたこの道のり。
家でぐったり動けなくなったり、病院で倒れて神経内科送りになったり、とにかく色々あったので、一刻も早く手元に赤子を・・・!と思ったのです。切実に。

しかしワタクシも大人ですので。
旦那や両親に心の準備をして頂くために、1日空けて2日後に退院日を設定するという余裕もチラ見せしました。

どうだ!チラ

退院当日、お世話になった新生児室のお医者さんや看護師さんにお礼をして、両親が出してくれた車で家にやってきた我が子。
熱烈な歓迎とカメラのシャッター音を浴びせられ、まるで飛行機から降り立ったハリウッドスターのようでした。
スターは、観衆に向かって手を振り、握手し、Tシャツにはヨダレとミルクのサインを記し。
両親(特に母)は卒倒しそうな喜びようでしたよ。

数日後には遠くに住んでいる義両親も来てくれて、ようやく元気な子の顔を見せることができました。
なかなか気軽に会えない距離なので、子がもう少し大きくなったら旦那の実家に連れて行って、ゆっくり接する時間を作ってあげたいですのぅ・・・。

そんなわけで、子育て始まっております。
病院にいたおかげか、ミルクの時間も寝る時間も聞いていたよりは規則正しい子です。
思っていたよりは大変ですが、病院通いに比べたら、今はまだ全然楽な気がします。


よし!
これで心置きなく年忘れ!!
まだ禁酒中だけれど、心はいつもベロッベロよ!!
(※言うほど酒乱じゃありませんのでご心配なくデス)